BOSS DS-1X
BOSS独自のMDPという技術によって産み出されたデジタル歪みペダルDS-1Xを数日使ってみた感想なんかを。
最初に音を出した感想は「なんだこの分離の良さは?」って感じでした。
そのおかげかどこまで歪ませても各弦の音が潰れずにそのまま鳴るから、物凄い音の塊が迫ってくる感がある。
アナログ系のぺダルだと所謂「オイシイ」音を探すのにツマミを色々と弄る必要があるのだけど、DS-1XはLowとHighを12時にしておくだけで、あとは歪みに応じて適度に調整される(ような気がする)ので、簡単に殆どのシーンに対応出来る音が作れるのが特筆すべき点じゃないかと。
あと上にも書きましたが「各弦の音が潰れずにそのまま鳴る=誤魔化せない」ので初中級者の練習にはもってこいのペダルだと思うのです。
いやいやそうは言っても歪みはアナログだろ、って変なコダワリを持っている人はまずこのペダルを使ってみて欲しい。
もしかしたら「チューブアンプの歪みと比べると…」って言われるかもしれないけど、個人的にはこのペダルはそこを目指してはいないのかと思う。
簡単に言えばこのペダルにしか出せない唯一無二な音を気に入るかどうかだけじゃないのかなーと。
特に「歪みはアナログだ」ってコダワリが無い自分にとってはこのペダルは大当たり。
それとギターのボリュームに対する反応もすこぶる良い。だから、ボリュームを絞って簡単にクランチ気味のサウンドにもなる。
DS-1Xは音の抜け方・分離、レンジ、レスポンス、その全てが高次元な素晴らしいエフェクターだと思います。
ただ敢えて言わせてもらうならミドルがちょっと足りないので、自分はTSを前に置いて対処してます。
実際の音は次回にでも。